社員インタビュー_05

工作課 盤・パワエレ組立係 リーダー
柴田敦子
工作課 盤・パワエレ組立係
仲谷昴洋
「ものづくりへの向上心で、スキルアップを目指す」

■ 「何かをつくる」ことが好き

(柴田):細かい作業ができる仕事をしたいなと思っていたら、弊社の求人募集を見かけて就職することにしました。

前職では飲食店の厨房をしていたので、何かを作ることは好きでしたし、趣味で切り絵やつまみ細工をしているので、細かい作業は好きで興味がありました。

それまでものづくり会社で働いたことがありませんでしたが、仕事内容の説明を受けたときに「今までにやったことないな、楽しみだな!」って素直にワクワクしましたね!

(仲谷):私はもともと機械系高校で、ものづくりに関することを勉強していましたし、ものづくりが好きだったので、機械系の就職先を探しました。

弊社のライン作業で、製品の一部分だけを繰り返しする仕事ではなく、1から10まで一貫してできるセル生産方式に惹かれて就職したいと思いました。

■ 大きな組み立てと細かい組み立てで作りあげる

(仲谷):組立の仕事は、男性社員は大きい板金部品をつけて、配線をして、女性社員は細かい部品をつけて、細かい配線をしていく作業です。

力が必要な仕事は男性社員がしますし、細かい仕事は女性社員が担当することが多く、男女セットで一つの製品を作っていく感じです。一つの盤に1〜3人で組み立てて、簡単なものは1日で完成させて、大きなものは3〜4日間かけて取り掛かります。

(柴田):入社してすぐは、ネジ締めやはんだ作業、圧着作業などの基本作業をし、初心者でも問題なく作業を行えました。工作課の中でも大型UPS組立係は20代が多く、役職についている人も30代と若いチームです。

その一方で盤・パワエレ組立係の人は何年か経験を積んだ人が異動してくることが多いのでやや年齢層高めです。私も、仲谷も最初は別の組立に配属されて、異動してきました。

■ 誰もがぶつかる壁は設計図面?!

(柴田):異動した当初、手渡された図面が読めませんでした。配線がどこへどのように通っているのか、自分で図面を解読して作業しなければならなかったので大変でした。

異動前はリピート製品が多く、組立マニュアルがありましたので、それに従って組立をしました。しかし今は、ほぼオーダー製品なので毎回違う配線、組立です。異動して最初の一年くらいは配線前の準備作業しかできなかったです。

図面も一人で向き合うのではなく、先輩に教えてもらいつつ取り掛かりました。

本当は一度できちんと理解しないといけないですが、同じことでも何度も聞きました。わからないまま進めた商品をお客様に、お届けするわけにはいきませんから。

(仲谷):私は機械系の高校出身でしたが、使ったことがない工具を使うこともありましたので、戸惑いました。私も設計図面で苦戦しましたね。

リピート製品でも型番がバージョンアップして、新しい図面を渡されると、図面が読めなくてどうしたらいいのだろうってなりましたね。

■ 苦い経験をもとに後輩へのアドバイスに工夫

(柴田):ドライバーにいろんな種類があることも知らなかったので、最初は覚えるのが大変でした。

設計図の解読は文理関係なく苦労するので、スタートラインは同じですが、私の場合、工具の名前を覚えるために一覧表を作って覚えましたね。今ではそれをもとに、部品や工具の名前から、どう取り扱うか、写真を多く入れて手順書を作り、後輩にそれを見せながら教えるようにしています。

(仲谷):後輩に教えるときは、口で教えるのではなく実際に作業手順を見せて教えています。

その後、実際に後輩にやらせてみて2回目くらいまではちゃんとどんな感じでやっているのか、見るようにしています。あとは少し時間おいてから、また様子を見るようにしていますね。

間違えたまま作業をしてしまうと、間違えたままやっちゃいますから、そこはしっかり先輩として見るように心がけています。

■ 頼りになる先輩を目指し、スキルアップを

(柴田):最近、ラインリーダーになったことによって作る、見てもらう立場から完成品を見る立場になりましたので、現場の全体を見通せるようになりたいです。

あと個人的な目標としては電気機器組立の資格、1級を取りたいです。技術で、そして人として、頼りになるリーダーを目指したいです。

(仲谷):個人的な目標では、後輩に教える場面が増えてきたので、話しかけやすい雰囲気の先輩になりたいと思います。

聞きにくい先輩がいると、聞かないで間違ったまま作業しちゃうじゃないですか。まずはこちらから話しかけたりして、しっかりコミュニケーションを取るように心がけたいです。

私も資格を取得してスキルアップしたいですし、後輩にもどんどん成長していって欲しいですね。

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